帰省や里帰り先にチャイルドシートを持って帰るのは大変ですよね。本記事ではチャイルドシートを無料でレンタルする方法をご紹介します。
目次
チャイルドシートの着用義務は何歳まで?
チャイルドシートは6歳未満のお子さんには着用が義務付けられています。違反の場合点数1点となり、反則金等はありません。
安全のためにも、必ずチャイルドシートは使用しましょう。
無料でレンタルする方法
免許証の更新などを行う、「交通安全協会」で無料レンタルをすることができます。
レンタルできるチャイルドシートは、各家庭で使用しなくなったものを寄付されたものだそうです。なので新品ではありませんし、必ずしも希望する物があるとは限りませんが、それでも無料で借りることができるのは助かりますよね。
ただし、全ての自治体の交通安全協会がレンタルを行っているわけではなく、また無料なのか有料なのか、貸出期間はどれくらいかなども自治体によって異なりますので、事前に確認しておくと安心です。
レンタルの条件
「交通安全協会」の会員になっていることが条件です。交通安全協会は各自治体ごとに加入しますので、自分が加入していない場合や県外からの帰省の場合、帰省先(レンタル先)のご家族などの加入状況について確認しておきましょう。
【番外編】チャイルドシートの使用が免除されるケース
道路交通法施行令(第26条の3の2の第3項)によって次のように定められています。バスやタクシーの場合はチャイルドシートの使用が免除されるようですので、参考にしてみてください。
1 座席の構造上、チャイルドシートを固定することができないとき。
2 定員内の乗車で、乗車人員が多人数のため乗車する幼児全員にチャイルドシートを使用すると全員が乗車できなくなるとき。
3 幼児が負傷している等、チャイルドシートを使用することが療養上又は健康保持上適当でないとき。
4 著しい肥満や、その他幼児の身体の状態により適切にチャイルドシートを使用できないとき。
5 チャイルドシートを使用したままでは、授乳等の日常生活上の世話ができないとき。
6 バス・タクシーなど、一般旅客運送事業の用に供される自動車運転者が当該事業の旅客である幼児を乗車させるとき。
7 道路運送法第80条第1項ただし書の規定による許可を受けて人の運送の用に供される自動車運転者が当該運送のため幼児を乗車させるとき。
8 応急救護のため医療機関、官公署等へ緊急に搬送する必要がある幼児を乗車させるとき。
引用元:神奈川県警察/チャイルドシートQ&A